2024年11月18日

VIVAふかがわ第213回放送(2024年11月)

 11月9日(土曜日)、深川輝人工房のラジオ番組「VIVAふかがわ」(留萌・FMもえる)の放送を行いました。その中からいくつか話題を紹介します。

 話題その1は「京都の山ちゃんが何か送ってきたよ パート3」をお送りしました。

 京都府京丹波町在住で、当番組元パーソナリティの野菜の山ちゃんが、番組宛に栗、栗を使ったお菓子、お酒など秋の味覚を送ってきました。
 主に、京丹波町の道の駅和(なごみ)で11月24日(日曜日)まで開催されている「栗ざんまい」フェアで取り扱われている商品の中から、いくつか送られてきました。ホームページを見ると、食事メニューからスイーツまで50種類くらいのメニューがあり、かなり気合の入ったフェアのようです。
野菜の山ちゃんが送ってきた物の写真
<今回送られてきた特産品(写真)>
・丹波栗
・栗の一口羊羹(道の駅和)
・渋皮栗のパイ(道の駅和)
・わちどら[栗入り、和知黒あん](道の駅和)
・新米煎餅[令和6年産初穂米使用](京都・六角・蕪村庵)
・長老 純米吟醸(京丹波町・長老酒造

 京丹波町は「丹波栗」の本拠地ということで、栗の実物も同封されていました。大きく、色つやも良いものでした。秋が栗の旬ということで、道の駅和の「栗ざんまい」フェアについて紹介がありました。道の駅和の藤田駅長のおすすめは、ソフトクリームで、北海道産ミルクを使ったソフトクリームに栗がのっているもので、モンブランは0.8ミリの細さで絞り出しているそうです。和知のゆうちゃん(今年5月の放送に山ちゃん、藤田駅長と一緒に電話出演)のおすすめは、栗のぼたもちとのこと。
 また、京丹波町には酒蔵があり「長老」という日本酒が醸造されているそうです。120年を超える歴史がある酒蔵で、京丹波町のお米を使い、2018年には大阪国税局の清酒鑑評会で優秀賞を受賞しているお酒とのことです。

 話題その2は「深川・北空知あちらこちら」をお送りしました。

 最初に新米君から、10月10日(木曜日)に深川市のネイパル深川で、夕張市の夕張中学校の宿泊学習のグループワークの講師として、深川輝人工房の活動について話してきたことについて報告しました。元番組のパーソナリティのあっきーから依頼があったもので、中学生に「VIVAふかがわ」の活動を中心に話してきたとのことでしたが、中学生は「ウロコダンゴクリスマスツリー作り」の方に「楽しそう」と興味を示したそうです。
 中学生は夕張市にある北海道物産センター夕張店のキャラクター「メロン熊」をSNSで発信したいと考えているとのことで、その提案について説明があり、意見を求められたそうです。新米君からは、中学生が「夕張市には暗いイメージがある」としきりに言っていたことが気になったそうです。同市の炭鉱の閉山や財政破綻は今の中学生にとっては過去の出来事であり「暗いイメージを払拭するというよりも、今よりもっと明るくするという前向きな考え方からスタートしてはどうか」とアドバイスしたとのこと。
 もう一つは「情報を外に発信しようとするならば、まず、夕張市民にファンを増やした方が良いのではないか」とアドバイスしたそうです。「私たちも深川の話を『VIVAふかがわ』でしているが、深川市民が深川のことを好きになってくれることが一番の情報発信になる。今の時代は、SNSとかで、誰か彼かに勝手に発信してくれます。それと同じように、夕張市民も夕張のことを好きになったら、どんどんその人たちが発信してくれるから、そういうところから始めた方が良いのではないか」と話したそうです。
 その後、中学生たちは夕張市長を招いて、提案を発表する会を開いたとのことでした。
厚谷司夕張市長のフェイスブックページにその様子が掲載されています。

 続いて、ともぴーから、11月1日(金曜日)から3日(日曜日)まで、宮崎県で開催された「第40回地域づくり団体全国研修交流会宮崎大会」に参加した話をしました。このうち、2日から3日まで開催された第4分科会(児湯[こゆ]ブロック)で「サッカー+地域おこし協力隊=地域づくり」をテーマに、新富町・都農町のサッカーを中心とした地域づくりを視察したことを報告しました。
 宮崎大学の学生が制作した第4分科会紹介の動画(第40回地域づくり団体全国研修交流会宮崎大会YouTubeチャンネルへリンク)

※新富町・都農町の取組については、以下の当ブログ記事をご覧ください。
「サッカー+地域おこし協力隊=地域づくり」(その1) 宮崎県新富町の地域づくり(1) 2024年11月26日掲載
「サッカー+地域おこし協力隊=地域づくり」(その2) 宮崎県新富町の地域づくり(2) 2024年11月27日掲載
「サッカー+地域おこし協力隊=地域づくり」(その3) 宮崎県新富町の地域づくり(3) 2024年11月28日掲載
「サッカー+地域おこし協力隊=地域づくり」(その4) 宮崎県都農(つの)町の地域づくり 2024年12月1日掲載

<主な視察先の写真>
11月2日 宮崎県新富町
宮崎県新富町フットボールセンターで小嶋町長の講話の写真
 ▲宮崎県新富町フットボールセンターで小嶋町長の講話を聞く。
新富町フットボールセンターの人工芝ピッチの写真
 ▲新富町フットボールセンターは人工芝2面のピッチを備える。宮崎県サッカー協会が指定管理しており、県サッカーの拠点になっている。
いちご宮崎新富サッカー場の写真
 ▲隣接する「いちご宮崎新富サッカー場」はJ3リーグのテゲバジャーロ宮崎、なでしこリーグ1部のヴィアマテラス宮崎のホームスタジアムになっている。この日は全国高校サッカー選手権の宮崎県大会の決勝戦が行われ、多くの人で賑わっていた。
富田浜公園でのヴィアマテラス宮崎の練習の写真
 ▲町内の富田浜公園でヴィアマテラス宮崎の練習を見学した。
ヴィアマテラス宮崎チーム代表者の事例発表の写真
 ▲午後からは新富町総合交流センターきらりで「ヴィアマテラス宮崎」における地域おこし協力隊の活用などについて、選手とチーム代表者の事例発表を聞いた。同チームは選手の多くが地域おこし協力隊員となっている。選手としての試合、練習のほか、地域やチームの広報や練習場整備、ホームゲームの運営準備などの隊員としての活動を行っている。
 ※ヴィアマテラス宮崎公式Xアカウントで事例発表の様子をポストしています。

11月3日 宮崎県都農町
都農神社の写真
 ▲坂田町長と宮司の案内で、都農町の都農神社を参拝。同神社は日向国の一之宮として由緒ある神社で、この日は明治天皇の誕生日にちなみ「明治祭」が行われていました。
道の駅つのの写真
 ▲都農神社に隣接する「道の駅つの」に立ち寄りました。姉妹町である北海道佐呂間町の特産品が置いてありました。
都農町職員の説明の写真
 ▲「都農ワイナリー」横の建物で、都農町職員から同町における地域おこし協力隊の概要について説明を受けた。その後、ツノスポーツコミッションの代表理事からサッカーのアカデミーにおける職育プロジェクト、J.FC宮崎(九州リーグ・ヴェロスクロノス都農の運営法人)の担当者からチームにおける地域おこし協力隊の活動について事例発表があった。
 ※ツノスポーツコミッションの代表理事のXカウントで事例発表の様子をポストしています。
都農ワイナリーの写真
 ▲都農ワイナリーで昼食と都農ワインを試飲。
都農ワイナリーから海を望む写真
 ▲都農ワイナリーは高台にあり、晴れていたので市街地と海がよく見えました。

【宮崎県都城市・道の駅都城NiQQL(ニクル)】
 11月3日、上記大会が終わった後、宮崎県都城市の道の駅都城NiQQL(ニクル)を訪ねました。
 都城市などに店舗のある宮崎第一信用金庫と深川市の北空知信用金庫が提携しており、10月26日(土曜日)には深川市から田中昌幸市長や北空知信金の関係者が訪問し、「都城焼肉カーニバル」会場にて深川産ゆめぴりかのおにぎり2000個を配布する(広報ふかがわ2024年11月号市長コラム[PDFファイル]による)など、両市の交流が進んでいるとのことで、今回の宮崎行に合わせて道の駅に立ち寄ったものです。

 直売所エリアに全国の交流先道の駅のコーナーがあり、道の駅ライスランドふかがわも含まれていました。特産品は品切れでしたが、値札から深川油脂工業のポテトチップスを販売しているようでした。今週末、9日・10日に北海道深川物産展が予定されているとの掲示がありました。
道の駅都城NiQQL(ニクル)の外観の写真
 ▲道の駅都城NiQQL(ニクル)の外観
ニクルの朝市の告知看板の写真
 ▲ニクルの朝市の告知看板
北海道深川物産展の告知の写真
 ▲その告知看板にあった9日・10日「北海道深川物産展」の告知。じゃがいも、玉ねぎ、りんごのほか、ふかがわシードルやポテトチップスの販売があるようです。

 話題その3は「くらっちのあぐり王国北空知」をお送りしました。

スタジオの様子 今回は久しぶりに留萌のスタジオからの放送でした。今年のお米の作況指数について、9月25日時点の見込みでは、全国では102の「やや良」で、やや豊作の見込みとなっています。北海道は103の見込みです。くらっちの予想では、北空知は102か103になるのではないかとのことでした。お米は基本的には豊作の年ほど美味しいと言われています。タンパク質の含有量も低いほど美味しく、今年も含有量は低いそうです。
 さて、先月の放送で紹介した「ゆきさやか」を食べてみたそうです。くらっちの感想ですが、味の濃いおかずと食べ合わせるととてもおいしいお米と思います。米の味自体は結構あっさりしてて、「ななつぼし」に近いというふうに感じました。お米だけを味わって食べるとすると、正直、自分は「ゆめぴりか」の方がおいしいかなと感じています。香りは良かったと思います。炊き上がりの色は、「ゆめぴりか」も白くきれいですが、「ゆきさやか」も大変きれいです。総じてでは、特Aランクのお米と遜色はなく、大変おいしいお米と思いました。あとは好みの問題です。甘みの強いのが好きな方は「ゆめぴりか」が好きでしょうし、あっさりが好きな方は「ななつぼし」やこの「ゆきさやか」が好きでしょうし、すごくもっちりとしたのが好きな方は「ふっくりんこ」が好きと感じます。
 今後のお米の動向については、今年は「令和の米騒動」と言われましたが、来年の夏にかけては今年のように米が少なくなって価格が高騰するような事態は起こらないと思っています。2023年より前に作られたお米と今年に作られた2024年に作られたお米の合計量は、今後1年間に消費されるであろう需要数を一応上回っています。くらっちは1年分、120から150キロのお米を農家からまとめて買っていますが、もし不安でまとめ買いする方は、白米ではなく玄米で買ってくださいとのこと。白米で長い間保管すると、当然、味が落ちるのと、コクゾウムシなどの虫が発生するリスクがあるそうです。理想は食べる分だけ精米するのが良く、家に精米機が無い方はコイン精米機を利用すると良いそうです。
 あとは保管場所にも注意してほしいです。専用の保管庫があると良いですが、普通の家では、できるだけ涼しく陽の当たらない場所で保管してください。また、ネズミ対策もしてください。ネズミが食べたお米は、感染症の危険があり、袋全部が食べるのに適さなくなるそうです。対策としては、ムシコナーズのようなものを置いておくと良いそうです。
 お米の価格が上がったことで、パンや麺類などの麦食に切り替えている方もいると思います。小麦の価格はウクライナ侵攻の時から上昇していますが、その時に比べると今は15パーセントほど下がっているそうです。小麦の価格よりは燃料費などの要因で麦食製品の価格が上っている感じです。お米の消費を抑えると、来年に向けてお米の価格が下がることで、農家の収入が減ってしまう側面がありますので、普段通りの消費行動を心がけて、小麦とバランスよくお米も食べてほしいと思います。

 話題その4は「新米と一緒に学ぼう交通安全教室」をお送りしました。

 11月に入り、降雪の季節を迎えるので、早めの車のタイヤ交換、ライトの点灯について注意喚起をした後、今月1日から道路交通法改正で施行された、自転車運転中の「ながらスマホ」の罰則強化、「酒気帯び運転」の罰則新設についてお話ししました。どちらも懲役または罰金と刑事罰が科されるようになり、自動車と自転車の垣根が無くなったと言えます。今回、罰則が強化されたからやめようではなく、危険なのでやめようと呼びかけました。 

 「深川・北空知ちょこっと情報」です。

<大島花子with笹子重治(ギター)>
 大島花子さんは故・坂本九さんの娘です。オリジナル曲を中心に坂本九さんの遺した楽曲の継承者として代表曲を歌ったり、父親との思い出話などを交えた心温まるコンサートです。
・日時:12月15日(日曜日)午後1時30分開場 午後2時開演
・場所:深川市文化交流ホールみ・らい(深川市5条7番20号)
・入場料:一般3,000円、高校生以下1,500円(当日500円増)※ローソンチケットLコード:12215
・問合せ:アートステージ空知深川事務所 電話0164-22-3062(月曜日、水曜日、金曜日の12時から午後6時まで)
・その他:詳しくは、アートステージ空知のブログをご覧ください。
※前日に滝川市でも公演があります。
・日時:12月14日(土曜日)午後1時30分開場 午後2時開演
・場所:滝川市民交流プラザ(滝川市明神町2丁目2−16(ホテルスエヒロ内))

<埼玉県加須市・FMわたらせ「おいしいぞ!たのしいぞ!ふかがわ!」放送予定>
 埼玉県加須(かぞ)市のコミュニティFM局「FMわたらせ」で放送されている、深川市の魅力を発信するラジオ番組「おいしいぞ!たのしいぞ!ふかがわ!」の放送予定です。
 出演は埼玉県川越市在住のラジオパーソナリティ・杉本遥さん、毎週火曜日正午から午後2時まで放送の「ランチdeパラダイス」、毎週土曜日午前9時から10時まで放送の「サタデーカフェモーニング」を担当している鈴木稜さんの2人です。
 また、7月から「突撃電話インタビュー」の話題提供者に、私たち深川輝人工房「VIVAふかがわ」のメンバーが加わっています。
 放送時間は夕方の生放送番組「おかえりわたらせ」内で、毎週金曜日の午後5時20分から5時35分までです。
 放送予定日:11月22日、29日(VIVAふかがわメンバー出演予定)、12月6日(VIVAふかがわメンバー出演予定)、13日
 FMわたらせは、埼玉県加須市周辺はFM76.1MHz、インターネットはリッスンラジオ(PCサイト、スマホアプリ)で聴くことができます。PCサイトではチャンネルで「関東→FMわたらせ」を選択してください。

 次回の「VIVAふかがわ」は、12月14日(土曜日)午後6時30分から留萌FMもえるで放送します。ぜひお聞きください。
 「FMもえる」は深川をはじめ留萌周辺以外でもインターネットサイマルラジオ(同時放送)を通じて、パソコンやスマートフォンなどで聞くことができます。
 インターネットで聞く場合は、JCBAインターネットサイマルラジオ「FMもえる」にアクセスしてください。
 ※上記リンクからアクセスしていただくか、JCBAインターネットサイマルラジオのホームページから、北海道地区・FMもえるを選ぶと聞くことができます。
 また、スマートフォンでは、Google play もしくは AppStore から防災通知機能付ラジオアプリ「Radimo(レディモ)」をダウンロードすることで聴くことができます。アプリ上でFMもえるを選択してください。

【2024年12月1日追記】宮崎県新富町・都農町の取組について紹介した当ブログ記事へのリンクを追加しました。
posted by ともぴー at 12:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 2024VIVAふかがわ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする