2024年12月12日

12月13日午後5時20分から 埼玉県加須市・FMわたらせで「おいしいぞ!たのしいぞ!ふかがわ!」放送

 埼玉県加須(かぞ)市のコミュニティFM局「FMわたらせ」で放送されている、深川市の魅力を発信するラジオ番組「おいしいぞ!たのしいぞ!ふかがわ!」のお知らせです。

 放送時間は「おかえりわたらせ」内で、毎週金曜日の午後5時20分から5時35分までです。次回は12月13日(金曜日)です。ぜひお聴きください。

 出演は埼玉県川越市在住のラジオパーソナリティ・杉本遥さん、毎週火曜日正午から午後2時まで放送の「ランチdeパラダイス」、毎週土曜日午前9時から10時まで放送の「サタデーカフェモーニング」を担当している鈴木稜さんの2人です。

 FMわたらせは、埼玉県加須市周辺はFM76.1MHz、インターネットはリッスンラジオ(PCサイト、スマホアプリ)で聴くことができます。PCサイトではチャンネルで「関東→FMわたらせ」を選択してください。

FMわたらせ金曜日12月13日全体のメッセージテーマ
(1)年末年始の楽しみな予定
(2)あなたの心のビタミン
(3)最近断捨離したモノ、コト
杉本さんによるメッセージテーマ紹介のフェイスブック投稿

 FMわたらせへのメッセージ宛先は以下の通りです。ぜひ、メッセージで深川市の魅力を加須市の皆さんへ伝えてください。番組で読む際の名前(ラジオネーム。本名でなくて良い。)と番組名「おいしいぞ!たのしいぞ!ふかがわ!」を記載してください。その番組自体は収録放送ですが、当日の生放送の時間帯で紹介されると思います。※メッセージは、前日午後7時以降の送信にご協力ください。
  メール:info★wataradi.com
  ※送信する際は、★を@に変えて送信してください。
  FAX:0280-33-7561
  X(旧Twitter):「#FMわたらせ」をつけてポスト

 先週12月6日放送では、杉本さん担当の「突撃電話インタビュー」は、深川輝人工房「VIVAふかがわ」のともぴーが出演し、番組のテーマ曲「北斗 わが市(まち)ふかがわ」について紹介しました。

 深川市は1892(明治25)年2月4日、北海道庁から「石狩国雨竜郡深川村」設置の告示により誕生しました。1992(平成4)年で100年の節目を迎えるにあたり、当時、この節目をお祝いする事業が数多く行われました。その1つとして、緑豊かで活力ある深川をイメージする歌詞を市内外から広く公募して、これから長く歌い継がれていくイメージソングを制作する事業がありました。その事業で作られた歌が「北斗 わが市(まち)ふかがわ」です。
 当時の「広報ふかがわ」によると、歌詞の公募には53人から63編の応募があったそうです。その中から深川出身の高橋啓治さんの詞「北斗 わが市(まち)ふかがわ」が最優秀に選ばれました。高橋さんは「ふるさと深川の自然をイメージし、これからの発展を願って作りました」と当時の広報に記されていました。なお、高橋さんの詞をもとに一部を審査会で補作したものが、正式な歌詞となっています。
 作曲は深川出身で、「火曜サスペンス劇場」などのテレビドラマや映画の音楽を担当されていた作曲家の丸谷晴彦さんが作曲しました。また、録音とCD制作には同じく深川出身で音楽関係の仕事をされていた高尾弘さんにご協力いただいたそうです。
 イルカさんが歌うことになった経緯について、深川市役所で当時担当された職員の方の回想では、歌手については、作曲した丸谷さんに「さわやかな感じの人を」と人選を依頼していたそうです。その丸谷さんとイルカさんのお父さんが知り合いだったという縁で、イルカさんに歌っていただくことになったそうです。
 曲のお披露目は、深川市の100歳の誕生日にあたる1992(平成4)年2月4日、暦の上では立春の日に行われた「ふかがわ100祭」というイベントでイルカさんが歌い、市民に披露されました。当時の広報には「ほのぼのとした暖かいメロディーが会場いっぱいに響きわたりました。丸谷さんの歌唱指導で会場のみなさんも一緒に歌い、大変盛り上がりました」と様子が記されていました。

 また、北海道留萌市・FMもえるで、私たち深川輝人工房が放送している「VIVAふかがわ」でも、最初からこの曲をテーマソングとして使用しています。2006年10月に、当時の代表だった増永潤一さんに誘われて、メンバーがFMもえるへ見学に行ったときに、放送時間が空いているからと突発的に「ラジオジャック」と称して放送をしたのが始まりだったのですが、その際に増永さんが、この曲を番組に使うことを思いついて、CDを手に入れて流すようになりました。
 ある日、イルカさんが「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングに出演した時に、増永さんはこの曲を使っているということで、いきなり、祝い花を東京のスタジオに贈りました。テレビにも一瞬映っていたのを思い出します。その時にイルカさんの事務所から、お礼の手紙をいただきました。以来、時には深川の旬の農産物を贈るなど、イルカさんと増永さん・VIVAふかがわとの交流が続くことになりました。その増永さんは2年前に惜しくも亡くなられましたが、晩年、イルカさんのコンサートに駆け付け、楽屋で楽しく懇談したことを、番組で話していたのを思い出しました。

 今回の放送にあたり、イルカさんの事務所にFMわたらせのことを報告しましたところ、事務所を通じてイルカさん本人から以下の通り、メッセージをいただきました。
 「私が歌っている『北斗 わが市(まち)ふかがわ』が『ふかがわ』と『わたらせ』の架け橋となれている事がとても嬉しいです。」

 深川にゆかりのある人たちによって制作された「北斗 わが市(まち)ふかがわ」は「VIVAふかがわ」で長くテーマソングに使用するなど、深川市民にとって大切な歌となっています。この曲をきっかけにして、北海道深川市に関心をもっていただき、いつかは訪れていただけると大変うれしいです。