去る9月17日(火曜日)、深川輝人工房のラジオ番組「VIVAふかがわ」(留萌・FMもえる)の放送を行いました。その中からいくつか話題を紹介します。
今回の放送はゲストを3組5人お迎えしました。1組目は深川警察署交通課の高野さん、留萌警察署交通課の奈須野さんをゲストに迎え、「代表の交通安全アドバイス」のコーナーとして「秋の全国交通安全運動の話題を中心に放送しました。
この日は深川市内で交通事故が発生したとのことで、その事故の状況から、自分の車の進行方向車線のほか、横断する歩行者、反対車線側の確認が不十分で発見が遅れてしまうと事故につながってしまうとのことでした。
「秋の全国交通安全運動」は以下の5つが柱(重点)になっているとのことでした。
◆子どもと高齢者の安全な通行の確保
◆高齢運転者の交通事故防止
◆夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止
◆全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
◆飲酒運転の根絶
※参考:北海道警察本部の交通安全情報(9月9日付)へのリンク[PDFファイル]
深川署、留萌署管内の交通事故の特徴として、車と自転車、出会い頭の衝突、正面衝突、追突、駐車場でのバック時の事故などを挙げていました。
最後にお2人から「交通事故は悲惨なことしか生まれない」と改めて交通事故防止の呼びかけがなされました。
2組目のゲストは最近、「留萌本線いつまでも」という歌を作られた深川の平野武行さん、歌い手の佐藤オズマさん。
平野さんは2004年に深川市役所を定年退職後に旭川市内の教室で作曲の基礎を学ばれたとのこと。そして、この歌を作った動機について「留萌本線はいつ廃止になるか分からない状況。北海道は過疎地域が大半、鉄道が無くなると廃墟になってしまうのではないか。JR北海道も苦労しているが、国の政策として残してほしい」と思いを語り、特に山下深川市長が「苦労して鉄路を敷いた人の思いを忘れてはならない」と語った「北空知新聞」のインタビュー記事[2017年1月1日付])に共感を覚えたことが契機になったとのことでした。
平野さんは「いろいろな応援方法があると思うが、歌はユニークで、留萌本線を残す底辺の盛り上がりにつながれば」と話を続けました。番組の最後では、「留萌本線の存続は土俵際まで追い詰められているが、『うっちゃり』という手がある。『うっちゃり』で勝利しましょう!」と存続を呼びかけました。
また、この歌を佐藤オズマさんが歌うことになった経緯は、深川市あけぼの町の焼肉店での月1回の集まりに、たまたま佐藤さん一家が来ており、オズマさんが生で持ち歌を披露したのを平野さんが聞いたのがきっかけだったとのこと。
このあと、放送では佐藤オズマさんに生で「留萌本線いつまでも」を歌っていただきました。
なお、9月29日(日曜日)に開催される「留萌本線ふかがわ市民乗車会」では、お2人が参加して「留萌本線いつまでも」を披露していただく予定になっていますので、参加者の皆様はご期待ください。
3組目は北空知新聞社記者の嶋さん。嶋さんには「VIVAふかがわ」が始まった当初から番組への出演をお誘いしていたところ、13年経って、ついに出演の運びとなりました。
嶋さんは大学時代は関西で過ごし、もともとアナウンサー志望でしたが、北海道に戻った後、北空知新聞社に勤め、記者として、今は主に文化・スポーツ関係を担当しているとのことで、平野さんの「留萌本線いつまでも」を紹介した記事(8月17日付)を書いたのも嶋さんでした。スポーツの取材では、高校野球空知支部予選でのクラーク高校と深川西高校の「深川ダービー」(2019年秋まで4季連続で対戦が続いている)や2016年夏の北北海道大会をクラーク高校が制した決勝戦の取材が印象に残っていると述懐されました。そのほか、記者の仕事以外として、演劇の活動やファッションショー「ふかがわコレクション」の司会もしているとのこと。
嶋さんは現在も芦別在住で深川へ通っており、記者生活の中で感じたことは、深川のアピールをもっとしてはどうかとのこと。深川の地名を聞いても反応が少ない場面にまだ逢うとのことで、深川にはいいところがたくさんあるが、一言で表現できるものがあると良いのではないかとの話をいただきました。
※9月21日付北空知新聞に、この日の放送の記事が掲載されていますので、お手元にある方は、ぜひご覧ください。
次回の「VIVAふかがわ」は10月9日(水曜日)午後7時から9時まで、留萌FMもえるで放送します。ぜひお聞きください。
2019年09月22日
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