話題その1は、沼田町地域おこし協力隊隊員の村上信吾さんをゲストにお迎えしました。村上さんは紋別市生まれで、進学を機に東京へ。東京で飲食店を経営されていましたが、駅の再開発で閉店。北海道へ戻ろうと考え、移住フェアを訪れていると、沼田町の担当者に出会い、町のことを熱く語る姿に惹かれて、同町の地域おこし協力隊員の募集に応募。昨年7月に着任して、現在は産業づくり支援員として活動されています。
村上さんの主な活動は2つあり、1つは沼田町でクラフトビールづくりをしたいという夢をもっているとのこと。現在はクラフトビールカフェの集まりを沼田で開いて、自ら取り寄せたクラフトビールを町の人に味わってもらい、クラフトビールの楽しみ方を知ってもらう活動を展開しているとのことでした。沼田の人は口々にビールパーティーが多いと話してくれるそうで、クラフトビールにも興味を持ち、味わい深い、風味がすごい、炭酸が弱いなどの感想を頂いているとのこと。
ゆくゆくは沼田でクラフトビール、例えば3千種の町民ビールを作りたい。自分の名前がついたビールがあると応援してもらえると思う。今はモノが売れない時代。人の応援、ドラマが無いとうまくいかない。沼田に来たのはドラマが一番多く作れる場所だと思ったから。そして、ビールの売り上げの一部を沼田の子どもたちのために寄付したい。そうすると、子どもたちも将来、沼田のために何かするきっかけになるのではないか。また、沼田から広がって、北空知をクラフトビール王国にしたい。ビールは作っていなくてもビールパーティーが盛んなエリアなので、日本一消費するエリアになったら最高ではないか、と大いに夢を語られました。
もう1つの活動は、JR留萌本線石狩沼田駅の利活用で、村上さんの祖父が駅弁屋だったことや東京のお店が駅前にあったことで、駅の存在を身近に、興味深く感じていました。駅は公共の場所で、誰でも受け入れてくれる。街の入口、出口で、列車に乗る人も乗らない人も来る場所。駅が無くなると様々なストーリーが変わる、新たに生まれるという経験をしていたことから、駅で何かできないか、という想いが強いとのことでした。
石狩沼田駅では昨年10月のハロウィン、11月の留萌本線開業110周年、今年2月の冬のイベントといった、駅を活用したイベントが最近行われており、村上さんもこの動きに関わっているそうです。このあとも6月27日(日曜日)に「駅フェス」が予定されており、現在鋭意企画中とのことでした(来月の放送で内容が分かれば紹介します)。
村上さんからは、鉄道は交通手段を超えて、地域の文化になっている。廃れると復活するのは難しい。駅は街の真ん中にあり、人が集まりやすい場所。にぎわいを作りたい。駅に来てもらうことで、駅のおもしろさに気づき、鉄道の利用促進につながればと思う。コロナ禍であるが、形を変えてでも取り組んでいきたいとの想いを語っていただきました。
現在、沼田町では地域おこし協力隊員としてJR留萌本線応援支援員を募集しています。詳しくは、沼田町ホームページをご覧ください。
地域おこし協力隊を募集しています
参考:JR留萌本線の存続に向け、“鉄道愛”に満ちた人材を募集 沼田町が地域おこし協力隊として(北空知新聞WEBNEWSへリンク、2月24日付)
話題その2は、深川の特産品に新商品が登場した話題などを取り上げました。
<ふかがわポーク ソーセージステーキ>
ふかがわポークの加工品に「ソーセージステーキ」が新たに加わりました。直径約10センチほどの丸いボロニアソーセージをステーキ用に厚切りにしたものです。私ともぴーが試食した感想は、超粗びきでゴロッとしたお肉の歯ごたえが楽しめ、スパイシーな味付けで美味しかったです。
価格:150グラムで550円(税別)
販売場所:道の駅ライスランドふかがわ、深川物産館(JR深川駅内)、アグリ工房まあぶ
参考:ふかがわポーク(深川市ホームページへリンク)
<ふかがわシードル プレミアム生>
ふかがわシードル「プレミアム生」が数量限定で発売されました。雑菌除去を微細なフィルターを通すことで、加熱処理をしない生タイプのプレミアムシードルを実現したものです。私ともぴーが試飲した感想は、リンゴの豊かな香りが広がり、比較的辛口な感じがしました。アルコール度数はドライと同じ7パーセントとなっています。
価格:750ミリリットル1本3,600円(340本限定)
販売場所:道の駅ライスランドふかがわ、深川物産館(JR深川駅内)など市内3か所
参考:ふかがわシードル(深川市ホームページへリンク)
【参考新聞記事】
深川市の特産で「相性抜群」新商品 シードルとソーセージ /北海道(毎日新聞ホームページへリンク、5月4日付)
ふかがわポークとシードルに新商品 肉厚の「ソーセージステーキ」と高級な「プレミアム生」(北空知新聞WEBNEWSへリンク、4月28日付)
<就労支援センター青空 うどん職人>
深川市納内町にある就労支援センター青空では、麺類の生そば・うどんを製造していますが、このたび新商品として、シート状のうどん生地「うどん職人」を発売しました。生地は縦・約22センチ、横・約30センチ、厚さ・約3ミリのシート状で3つ折りに折りたたんだ状態でパックされています。そのまま好みの太さに切ると「うどん」になる他、シートを伸ばしてピザ生地の代わりに、好きな形に切り抜いて白玉のようなぜんざい、タコス生地、餃子の皮など、様々な料理などに応用できる珍しい商品と言えます。
価格:360グラム入り(2〜3人前)1袋450円(税込)
販売場所:販売場所:道の駅ライスランドふかがわ、道の駅たきかわ、まあぶオートキャンプ場など
参考:就労支援センター青空ホームページ
切りたてのうまさは職人技 就労支援センター青空が新商品「うどん職人」 シートタイプで好みの太さ、ピザ生地にも(北空知新聞WEBNEWSへリンク、4月28日付)
<甘酒Dainari 第2弾醸造分発売>
昨年9月に発売された「甘酒Dainari」は好評につき完売していましたが、このたび第2弾醸造分が発売されました。
黒米甘酒「Dainari Nero」(ダイナリ ネロ)は、深川産の黒米「芽生さくらむらさき(うるち米)」を原料に使用。上品で甘さ控えめ、黒米の香りがほのかに鼻から抜け、まろやかな味わいとなっています。
白米甘酒「Dainari Bianco」(ダイナリ ビアンコ)は、北空知産酒米「彗星」を原料に使用。クセがなく、すっきりとした味わいとなっています。
価格:500ミリリットル1本800円(税込)(黒米・白米とも各400本限定)
販売場所:道の駅ライスランドふかがわ農産物直売所「eciR」
参考:Dainari Nero(黒米甘酒)・Dainari Bianco(白米甘酒)(深川市ホームページへリンク)
※5月12日放送で紹介しました「2021深川まちなか魅力発見事業」については、国による新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言発令に伴い、5月16日(日曜日)より当分の間、道の駅お買い物レシートからクーポン券への交換が停止となりました。停止期間中のレシートは再開後に交換できるとのことです。
※【2021年9月12日追記】9月13日(月曜日)以降の対応については、道の駅ライスランドふかがわフェイスブックページをご覧ください。クーポン券の交換期間、使用期間が変更になっています。
詳しくは、道の駅ライスランドふかがわフェイスブックページをご覧ください。
参考:2021深川まちなか魅力発見事業(深川市ホームページへリンク)
話題その3は、深川・北空知ちょこっと情報として、以下の情報を紹介しました。
<アートホール東洲館開館20周年>
JR深川駅前の深川市経済センター2階にある「アートホール東洲館」が、今年5月で開館20周年を迎えました。
詳しくは、以下の広報ふかがわ2021年5月号の特集をご覧ください。
アートホール東洲館開館20周年 芸術をもっと気軽に もっと身近に (深川市ホームページへリンク、PDF:1.51MB)
【アートホール東洲館開館20周年記念事業】
<アートは壁を越えて パレスチナ ガザの画家と上條陽子+支援するアーチスト展>
世界で活躍する画家の上條陽子さんが主催する、中東のパレスチナ難民キャンプでの絵画指導と作品発表などを日本各地で行う活動の一環としての展覧会。
・期間:2021年6月1日(火曜日)から6月30日(水曜日)まで。ただし月曜日休館。
・開館時間:午前10時から午後6時まで。ただし6月1日は午後3時から。
※6月21日(月曜日)から7月11日(日曜日)まで、札幌市にお住まいの方は、当施設の利用をご遠慮ください。「緊急事態措置区域」および「まん延防止等重点措置区域」にお住いの方も、当施設の利用を極力ご遠慮ください。
【関連イベント】
日時:6月12日(土曜日)午後2時から午後4時まで
※上記イベントは新型コロナウイルス感染症の影響により中止になりました。
<共通事項>
・場所:深川市アートホール東洲館(深川市1条9番19号(JR深川駅横)、深川市経済センター2階)
・入館料:無料
・問合せ:アートホール東洲館 電話0164-26-0026
・その他:詳しくは深川市ホームページをご覧ください。
<テレビ番組「歩いて稼ごう1歩1円」>
妹背牛町を特集したテレビ番組「歩いて稼ごう1歩1円」が以下の日程で放送されます。出演者がロケを行い、1歩1円で稼いだお金で妹背牛町の地元絶品グルメとお米を堪能したとのことです。ぜひご覧ください。
・放送日時 5月30日(日曜日)午後4時から(HBCの放送時間)
・放送局:HBC北海道放送ほかTBS系列全国13局ネット(HBC以外の放送局の放送日時は各局のホームページ等でご確認ください)
・出演:ずん・飯尾和樹、3時のヒロイン、AKB48・横山由依、メイプル超合金・安藤なつ
・その他:予告動画など詳しくは、妹背牛町ホームページをご覧ください。
<クリスタルスクエアコンサート>
・日時:6月19日(土曜日)午後7時開演
・場所:深川市生きがい文化センター クリスタルスクエア(深川市西町3番15号)
・出演:エレクトーン 富樫淳一さん
・プログラム:Code Blue(コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命より)
糸(中島みゆき)
紅蓮華〜炎(鬼滅の刃より)
懐かしの昭和音楽メドレー ほか
・入場料:無料
・定員:70人
・問合せ:生きがい文化センター 電話0164-22-3555
・その他:入場者数が限られているため、コンサートの様子をYoutubeにてライブ配信します。
ライブ配信ページ
詳しくはクリスタルスクエアコンサートFacebookイベントページをご覧ください。
※5月12日放送で紹介しました、5月22日(土曜日)JR深川駅発着で開催予定だった「JRヘルシーウォーキング 豊かな緑に囲まれた田園風景深川ウォーク」については、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い中止となりました。
詳しくは、JR北海道ホームページをご覧ください。
JRヘルシーウォーキングの開催中止について(PDFファイル)
次回の「VIVAふかがわ」は、6月9日(水曜日)午後7時から留萌FMもえるで放送する予定です。ぜひお聞きください。
【2021年6月1日追記】アートホール東洲館の展覧会情報を修正しました。
【2021年6月21日追記】緊急事態宣言の終了に伴い、「アートは壁を越えて」の情報を修正しました。
【2021年9月12日追記】2021深川まちなか魅力発見事業のクーポン券交換再開に伴い、情報を修正しました。