2022年11月13日

VIVAふかがわ第189回放送(2022年11月)

 11月9日(水曜日)、深川輝人工房のラジオ番組「VIVAふかがわ」(留萌・FMもえる)の放送を行いました。その中からいくつか話題を紹介します。

 話題その1はゲストに深川市文化交流ホールみ・らいの三ツ井館長をお迎えして、12月11日に上演される「創作市民ミュージカル 夢を追いかける瞳2」を取り上げました。

話題その1スタジオでの写真 このミュージカルは10年前の2012年に上演された、市民ミュージカル「夢を追いかける瞳」の続編に位置付けられています。今回上演するきっかけになったのは、当時の主役だった人が10年経って深川に戻ってきたという出来事があったから。今回はその人は出演しないとのことですが、当時の出演者はもちろんのこと、ゲストアーティストも当時関わった人をできる限り呼ぼうと、演出・作曲を大須賀ひできさん(元デュークエイセス)、音楽監督・ピアノをシモシュさんに依頼。深川に何度も来ているBLACK BOTTOM BRASS BANDの皆さんも特別出演するそうです。

 また、出演者は久しぶりのオーディションを行い、配役を決めたとのこと。中には70歳の出演者もいて、自分には合わないのではないかと言いながら、公演に向け、歌にダンスに頑張っているそうです。

 番組では、ミュージカルで流れる歌の一部を紹介しました。そのうち「オモイのダンス」は今回のミュージカルの肝となる部分で、廃校になった小学校の体育館に残っている「オモイ」を体現した曲で、座敷童のような小学5・6年生の子どもたち4人が歌い、ダンスをするとのこと。あと詳しくは当日の公演で。

 その他、今回のミュージカルのために編成されたゴスペル隊、深川めぐみ幼稚園年長組園児の皆さんによる讃美歌も披露されます。

 ミュージカルの日程などは以下のとおりです。
<創作市民ミュージカル 夢を追いかける瞳2>
・日時:12月11日(日曜日)午後1時開場 午後2時開演
・場所:深川市文化交流ホールみ・らい(深川市5条7番20号)
・入場料一般1,000円、高校生以下500円(当日券各300円増)
・チケット取扱:み・らい、アートホール東洲館、生きがい文化センター
・問合せ:み・らい 電話0164-23-0320
 ※事前に電話予約すると前売料金で入場できます。
・その他:詳しくはみ・らいホームページをご覧ください。


 最後に、11月17日(木曜日)に開催されるエントランスコンサートについても紹介いただきました。今回は市内の学校に音楽を届ける「アウトリーチ活動」の講師を務めている皆さんが出演されます。

<み・らいエントランスコンサート フルート&チェロ&ピアノトリオコンサート>
・日時:11月17日(月曜日)午後7時開演
・場所:深川市文化交流ホールみ・らい(深川市5条7番20号)
・出演:森岡有裕子(フルート)、加藤文枝(チェロ)、白石光隆(ピアノ)
・プログラム:「水上の音楽」よりアラ・ホーンバイブ/ヘンデル ほか
・入場料:一般 1,000円(当日1,300円) 高校生以下 500円(同額)
・チケット取扱:み・らい、アートホール東洲館、生きがい文化センター
・問合せ:み・らい 電話0164-23-0320
 ※事前に電話予約すると前売料金で入場できます。
・その他:詳しくはみ・らいホームページをご覧ください。


 話題その2は「ともぴーと一緒に学ぼう交通安全教室」として、深川警察署交通課長の上村さんをゲストにお迎えしました。

話題その2スタジオでの写真 まず、冬の始まりを迎えたこの時期に交通安全上、注意しなければならないポイントについて伺いました。上村課長は10月・11月で他の時期より多い事故として、1点目は鹿との衝突事故を挙げました。深川市内では警察が把握した分で10件もの鹿との衝突事故があったとのことで、他の出演者はこのことを聞いて意外に多いと感じました。特に国道12号線、275号線で発生しているそうです。鹿には損害賠償請求ができないので、スピードを控えめにお願いしたいとのことでした。

 2点目はスリップ事故。車の運転がまだ冬モードになっていない時期であり、注意が必要。特に橋の上やトンネルの出入り口が要注意で、こちらもスピードが控えめであれば、ポンピングブレーキを使って、うまく止まることができるとのことでした。

 そして、11月13日(日曜日)から始まる「冬の交通安全運動」について伺いました。運動の重点として、(1)子ども、高齢者をはじめとする歩行者の安全確保、(2)スリップ事故防止と全席シートベルト着用、(3)飲酒運転の根絶の3点を挙げました。上村課長からは、特に子ども、高齢者をはじめとする歩行者の安全確保を特に強調しておきたいとのこと。この日もそうでしたが、夕方4時を過ぎると暗くなりかけており、子どもたちが学校から帰る時間帯と仕事から会社に戻る大人たちの時間帯とが重なり、路面凍結も懸念されるので、いつも以上に慎重な運転をお願いしたいと呼びかけていました。

 話題その3は「くらっちのあぐり王国北空知(仮)」をお送りしました。

話題その3スタジオでの写真 今月は「今年の新米」について。北海道の米の作付面積は新潟県に次いで2位であり、道内のうち空知管内は45%ほどを占める「日本の米の一大産地」となっています。北空知では品種別の作付面積では「ゆめぴりか」が2割強くらいで、最も多いのが「ななつぼし」で、その他、深川市では「ふっくりんこ」、直播の品種では「えみまる」も作付されています。直播とは、田んぼに苗を植え付けるのではなく、種をそのまま田んぼに播いて育てることです。苗を育てなくて良いので、かなり省力化されることになります。

 北海道米の代表品種となっている「ゆめぴりか」について。「ゆめぴりか」は米の品種ランクではコシヒカリと同じ特Aにランク付されており、「ななつぼし」や「ふっくりんこ」も同じランクで、とても美味しいお米です。

 その「ゆめぴりか」の作付は北空知では2割強くらいとされますが、もっと作ると農家も収入が増えるのではと言われることがあるとのこと。実は、ゆめぴりかには美味しさを保つために厳しい認定基準があり、低アミロース低たんぱくの基準を満たすには生産技術の他、天候に左右される部分もあり、基準外米になって農家の収入が減少するリスクを避けるために、他の品種も栽培しているので、作付面積を絞っている事情があるそうです。認定基準をクリアした「ゆめぴりか」には認定マークが付いているので、マークのあるお米を買うと良いそうです。ちなみに、基準をクリアできなかった「ゆめぴりか」は、他の品種とのブレンドしたものが販売されています。

 今年はゆめぴりかに限らず、北海道米は大豊作の見込みとなっています。お米は豊作の年ほど美味しいので、たくさん食べてほしい。そうすると、私たち農家の収入も上がり、次の年もまた、お米を作っていくことができますので、ぜひ、たくさん美味しいお米を食べて頂ければと思いますと話していました。

 なお、この日のリスナープレゼントは、沼田町の有限会社ウイング様より、今年の新米「ゆめぴりか」と「ななつぼし」を5キロ1袋ずつ、ご提供いただきました。この場で記して感謝申し上げます。

話題その4スタジオでの写真 話題その4はJR留萌本線に関する話題。深川に来て1年の、ひのくんが、これまで留萌本線に乗ったことがなかったので、乗ってみようと思い立ったもの。ただ乗るだけでは、つまらないと思ったので、行きは深川駅から留萌駅まで走って、沿線の駅に立ち寄り、帰りは列車で帰ってくるプランを敢行したとのことで、その様子を話してくれました。

 ある10月の秋晴れの日、深川駅を午前6時30分に出発。
秩父別駅のハロウィン飾りの写真 最初は元気よく走って北一已駅へ。駅のホームにハロウィンのかぼちゃ飾りが置いてあったことに驚き、秩父別駅でさらにハロウィン飾り(参考写真:2022年9月25日撮影)がずらりと置いてあり、映える感じがして見事だった。
 北秩父別駅は待合所の天井も壁も床もすべて木造。ホームも木造で、なかなか趣きがあるというか、こういうのは初めて見たとのこと。
 石狩沼田駅は、これまでの駅と比べると立派で、駅の中には留萌本線廃止を惜しむコメントの紙や旧留萌鉄道に関する資料などの展示が充実しており、興味深かった。
 真布駅は、木造で趣のある駅。待合所の中に入ると、誰が張ったのか分からないが、世界地図が張ってあった。田んぼのど真ん中の駅で、世界地図でマダガスカルの場所が分かっても・・・、と疑問に思ったそうだが、スタジオで出演者から「真布だからマップ(MAP)」ということで、ひのくんもようやく感心したようでした。
 恵比島駅のNHK連続テレビ小説の明日萌駅のロケセットを見て、セットの中にある「萌」のマネキンに思わず会釈してしまったとのこと。
 峠下駅に向かうが、民家も少なくなり、車やクマに注意しながら、走りながら歩きながらの移動となる。
 幌糠駅ではコンテナの駅舎で、中の駅ノートに書き込み、留萌本線がみんなに愛されていることを知ったとのこと。
 藤山駅は三角屋根の駅舎がすごく良かったとの感想。
 大和田駅まで来ると、間もなく留萌駅ということで元気が出てきて、駅までダッシュしたとのこと。
 留萌駅到着は午後4時過ぎで、タッチの差で4時台の列車には間に合わず、6時台の列車で深川へ戻ったとのこと。本当は、明るいうちに景色を眺めながら、走った沿線を振り返るつもりだったが、この時間になると暗くなっていて、それは叶わなかった。コーナーの最後で、ひのくんは、今度は自転車で行ってみたいとの意欲を示していましたが・・・3月までに次はあるでしょうか。

 「深川・北空知ちょこっと情報」で紹介したイベントなどは以下の通りです。

<第53回明治神宮野球大会高校の部 クラーク記念国際高等学校硬式野球部初戦>
 10月12日(水曜日)に札幌円山球場で行われた第75回秋季北海道高校野球大会決勝戦で、深川市のクラーク記念国際高校硬式野球部が北海高校(札幌)に延長戦の末、3-1で勝利し、大会2連覇を飾りました。この優勝により、クラーク高校は11月の明治神宮野球大会の北海道代表となり、来年春の選抜高校野球大会(阪神甲子園球場)への2年連続出場がほぼ確実になりました。ぜひ、ご声援をお願いします。

・日時:11月20日(日曜日)午前8時30分(予定)
・対戦相手:大阪桐蔭高校(近畿地区代表・大阪府)対東邦高校(東海地区代表・愛知県)の勝者→18日の1回戦の結果、対戦相手が大阪桐蔭高校に決まりました!
・場所:明治神宮野球場(東京都新宿区霞ケ丘町3-1)
・その他:詳細は公益財団法人日本学生野球協会ホームページをご覧ください。
 ※試合の生中継等情報は当ブログ記事をご覧ください。

<2022まなびピアふかがわ>
・日時:11月20日(日曜日)午後1時から午後2時40分まで
・場所:深川市中央公民館 2階講堂(深川市5条7番23号)
・内容:エレクトーン演奏、簡単!リフレッシュ体操体験、バルーンアート公演
・参加費:無料
・定員:70名
※新型コロナウイルス感染拡大防止のためマスクの着用をお願いいたします。
・問合せ・申込:深川市教育委員会生涯学習スポーツ課社会教育係 電話0164-26-2343
・その他:事前の参加申し込みが必要です(11月16日(水曜日)締切、定員に空きがある場合、当日参加も可能)。その他詳細は深川市ホームページをご覧ください。

<深川輪酒(わざけ)スタンプラリー>
・日時:11月23日(水曜日)午後5時から午後9時まで
・場所:深川市共栄2条通りの飲み屋街(深川市2条9番)
・内容:参加店舗10店舗中3店舗に来店すると豪華賞品が当たる抽選に参加できます
・参加店舗:フロンティア、メルティングポット、クレイジードリンク、クラソ、ロキ、バッカス、ジュテーム、ベアーズクラブ、No.7、鳥細工
・前売チケット:フード・ドリンク共通券5枚つづり2,000円
・問合せ:輪酒スタンプラリー実行委員会 佐々木さん 電話080-3448-7711
・その他:詳細(動画で説明)は、melting pot YouTubeチャンネルをご覧ください。

 次回の「VIVAふかがわ」は、12月14日(水曜日)午後7時から留萌FMもえるで放送する予定です。ぜひお聞きください。

【2022年11月19日追記】クラーク高校の明治神宮野球大会初戦の情報を更新しました。
posted by ともぴー at 18:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 2022VIVAふかがわ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック