12月14日(水曜日)、深川輝人工房のラジオ番組「VIVAふかがわ」(留萌・FMもえる)の放送を行いました。この日は荒天が予想されたため、留萌のスタジオからはメイスイさん、その他のメンバーは深川・沼田の自宅などからリモート出演しました。その中からいくつか話題を紹介します。
話題その1は「深川・北空知あちらこちら」をお送りしました。
【明治神宮野球大会 クラーク高校野球部初戦の結果】
11月20日(日曜日)に東京・神宮球場で行われた第53回明治神宮野球大会高校の部準々決勝で、深川市のクラーク記念国際高校硬式野球部が大阪桐蔭高校と対戦、残念ながら2-12で6回コールド負けとなりました。全国屈指の強豪校との対戦は来春のセンバツ高校野球に向け、良い経験になったと思います。なお、大阪桐蔭はこの神宮大会で2年連続の優勝を果たしました。
参考:野球明治神宮大会高校の部 クラークが初戦敗退(北海道新聞ホームページへリンク、11月20日付)
【JR留萌本線の動き】
JR北海道は12月9日(金曜日)、国土交通大臣に留萌本線の石狩沼田ー留萌間の廃止日を2023年4月1日(土曜日)に繰り上げる旨の届け出を行いました(写真は留萌本線キハ150(2022年10月30日峠下駅で撮影))。
国土交通省北海道運輸局が、11月11日(金曜日)に留萌市で意見聴取を行った結果を受けて、留萌本線の石狩沼田ー留萌間の廃止日繰り上げ(2023年9月30日から4月1日へ)について、「公衆の利便を阻害するおそれがないと認める」との通知があったことによるものです。
参考:JR留萌線、来年3月末で運行終了 廃止時期を半年繰り上げ(北海道新聞ホームページへリンク、12月10日付)
留萌線(石狩沼田・留萌間)の廃止日繰上げの届出について(JR北海道ホームページへリンク、12月9日付、PDFファイル)
そして、11月23日(水曜日)はJR留萌本線が開業して112年の日でした。1910年11月23日に深川駅から留萌駅間が開業したことに由来します。
今年も沼田町の恵比島駅でイベント「留萌本線全通112周年記念in明日萌駅」が開催されたほか、沼田町観光協会主催で町民限定の臨時列車によるツアーも開催されたとのことです。
参考:沼田町民 留萌線を満喫 乗車会、弁当や買い物楽しむ(北海道新聞ホームページへリンク、11月26日付)
20221123留萌本線全通112周年記念in明日萌(北海道沼田町の取材記事ブログへリンク、11月23日付)
20221123町民向け団体臨時列車運行されました(北海道沼田町の取材記事ブログへリンク、11月23日付)
同じく11月23日から、留萌駅で留萌本線の歴史を振り返る特別展が始まりました。年表の他、各駅や列車の写真などが展示されているとのことです。初日の23日には乗車証明書も配布されたそうです。
参考:留萌線の歩み 胸に刻む 留萌駅で特別展始まる 乗車証明書配布も(北海道新聞ホームページへリンク、11月24日付)
また、11月28日(月曜日)放送のHBCテレビ「今日ドキッ!」にて、秩父別町在住で深川東高校に通う女子生徒が、廃止後の沿線の未来予想図を考えたという話題が紹介されました。
その女子生徒ほか2人の生徒が、課題研究の授業の一環で、「石狩沼田駅を鉄オタの聖地に!」と題した沼田町のまちおこしプランを考えたもの。実際に留萌本線の各駅を回ったほか、訪れていた鉄道ファン、沼田町地域おこし協力隊員の村上さんにも話を聞くなどしてプランを練り上げたとのこと。
プランは石狩沼田駅でクラフトビールを軸としたレストラン・カフェ、同駅で使われなくなった線路に数両の車両を置き、列車・レールを含めた土地を販売して住居・オフィスに使ってもらうトレインタウン、廃止されたトンネルをワインの貯蔵庫に使うトレインワインといったアイデアが盛り込まれているとのこと。
これらのアイデアには沼田町も関心を寄せており、3人を役場に招いてプレゼンを受けたそうです。
HBCテレビのニュース動画は以下のリンクからご覧ください。
参考:【推し活】廃線後の駅前どうする?女子高校生のアイディアは おじさん? 2022年11月28日放送 今日ドキッ!特集(HBCニュースYouTubeチャンネルへリンク)
この件は続報が北空知新聞、北海道新聞でも報道されています。
参考:深川東高の3年生が考えた沼田町のまちおこしプラン 「石狩沼田駅を鉄オタの聖地に!」 町の担当者も高評価「前向きに検討したい」(北空知新聞WEB NEWSへリンク、12月14日付)
留萌線・石狩沼田駅「鉄オタ」聖地に 深川東高・小坂さんら沼田町に提案(北海道新聞ホームページへリンク、12月14日付)
このあとの留萌本線関連イベントの情報です。
<明日萌駅クリスマスフェスタ>
・日時:12月24日(土曜日)、25日(日曜日)午前11時から午後5時まで
・場所:JR留萌本線恵比島駅(沼田町)
・内容:明日萌駅クリスマスカードプレゼント、ウロコダンゴクリスマスパッケージ限定販売(各日30箱)、留萌本線特製弁当限定販売、沼田町銘菓特産品詰合せ(特別パッケージ)、ありがとう留萌本線グッズ(新商品発売予定)、ありがとう留萌本線記念スタンプ(真布駅)
・企画、問合せ先:合同会社ぽっぽや 0166-74-6604(JR北海道への問い合わせはご遠慮ください)
・詳しくは、沼田町ツイッターアカウント(12月7日午前8時7分ツイート)をご覧ください。
【Netflixシリーズドラマ「First Love 初恋」で北空知が撮影場所として登場】
現在、Netflixで配信中のシリーズドラマ「First Love 初恋」は札幌、旭川、北見など北海道各地で撮影されましたが、北空知でも深川市のセント・マーガレット教会、沼田町のJR恵比島駅(明日萌駅)で撮影が行われたとのことです。興味ある方はぜひご覧ください。
話題その2は「くらっちのあぐり王国北空知(仮)」をお送りしました。
今月は「北海道産のサツマイモ」について。サツマイモは近年、北海道でも栽培されるようになってきており、2017年の都道府県別の統計では生産量は44位、作付面積では46位と、統計上の数字は少ない方ですが、最近は急激に増えてきています。道内では主に道央(由仁町や新篠津村、真狩村など)や道南方面で栽培されており、北空知でも沼田町や深川市で栽培されています。
北海道産のサツマイモは、ホクホク感というよりは粘り気の多いのが特徴で、焼き芋よりはお菓子、スイーツに向いているとのことです。深川市などの農家の女性グループ「昴」(うづら)では、2010年からサツマイモを生産しており、北空知圏学校給食センター(深川市、沼田町など1市4町に学校給食を供給)に今年は300キロを出荷して、学校給食でも地元産のサツマイモが食べられているそうです(10月13日付北海道新聞記事による)。
そのサツマイモを使ったスイーツとして、深川市のケーキの店ボーダで作られている「深川ポテト美人」(1個173円)というスイートポテトを紹介しました。代表して、ともぴーが試食したところ、甘いスイートポテトで美味しかったです。
道内で栽培されている品種は、紅はるか、シルクスイートの2品種とのこと。くらっちの勤める沼田町の有限会社ウイングでも、その2品種を栽培しており、10月に収穫して、洗浄などの工程を経て、干し芋に加工しています。この日、くらっちと一緒にリモート放送の様子を見学していた同社の畠山さんからも、芋の洗浄(100キロを洗う日も)や包装パックの準備などの作業の様子を話してくれました。
有限会社ウイングの「干し芋」は、道北方面のイオン北海道の店舗(留萌、深川、滝川マックスバリュなど)、深川・滝川の道の駅、砂川のハイウエイオアシス、沼田町内のスーパー「Da*マルシェ」、ほろしん温泉などで販売されています。店頭で見つけた際は、ぜひ手に取ってみてください。
なお、リスナープレゼントとして有限会社ウイング様から、「干し芋」の提供がありました。この場を借りてお礼申し上げます。
話題その3は「深川・北空知ちょこっと情報」をお送りしました。
【お米の自動販売機が登場】
道の駅ライスランドふかがわに、24時間営業の地元産米の自動販売機が登場しました。きたそらち農協が設置しているもので、深川産「ふっくりんこ」、北竜産「おぼろづき」、雨竜産「ななつぼし」のうるち米、パックご飯のほか、もち米も買うことが出来ます。お米の価格は300グラムで250円から300円です。
参考:JAきたそらちフェイスブックページ
地元産米、夜でも買える きたそらち農協 深川の道の駅 自販機設置(北海道新聞ホームページへリンク、11月20日付)
きたそらち農協 道の駅に米の自販機 今後は北空知の農産品も(北空知新聞WEB NEWSへリンク、11月19日付)
【小学生が作った動画「深川米PR大作戦」】
深川小学校5年生が、総合的な学習の時間で行った田植え、稲刈り体験などお米に関する学習を15秒程度のCM風PR動画にまとめました。
同校ホームページで動画が公開されていますので、ぜひご覧ください。
深川米PR大作戦(動画公開中)
参考:深川米、児童が動画でPR 情報通信や昔の農法、学ぶ機会に(北海道新聞ホームページへリンク、12月3日付)
深川のお米を多くの人に知ってほしい! 深川小の5年生が動画を作って「深川米PR大作戦」(北空知新聞WEB NEWSへリンク、12月3日付)
【妹背牛ラムジンギスカン塩】
12月3日(土曜日)、妹背牛町で「妹背牛ラムジンギスカン塩」が発売されました。アイスランド産ラム肉を同町産の米を使った米麹の浅漬けの素「米子ちゃん」で漬けたもの。米麹の甘みがして美味しかったです。200グラムで850円。
詳しくは妹背牛町ホームページをご覧ください。
参考:塩ラムジンギスカン、妹背牛の特産品に 3日発売 タレに浅漬けの素(北海道新聞ホームページへリンク、12月3日付)
話題その4では「2022年を振り返って」と題して、リスナーの皆さんからのメール・FAXを紹介したほか、出演者からも振り返りのコメントを話しました。
最後にお礼を1つ。富山県在住のリスナー「北陸本線999(スリーナイン)さん」から番組宛にリスナープレゼント及び差し入れとして「有磯(ありそ)せんべい」「どらやき」をいただきました。ありがとうございました。番組で紹介させていただきました。お取り寄せもできるようですので、興味ある方はお試しください。
・発売元:せんべいの田中屋(富山県富山市問屋町1-2-46 電話076-451-8066)
次回の「VIVAふかがわ」は、2023年1月11日(水曜日)午後7時から留萌FMもえるで放送する予定です。ぜひお聞きください。
【2023年2月26日追記】留萌本線のHBCニュース動画へのリンクを追加しました。
2022年12月18日
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