話題その1は「くらっちのあぐり王国北空知」をお送りしました。
今回は「秋小麦」についての話題でした。雪解けを迎えた畑を見ると、周りは土だけなのに、雑草のように草が生えている畑があるのを見かけたことがあると思います。その畑は雑草が生えているのではなく、小麦の畑です。その小麦は秋に種を播いて、芽が出た後、雪が積もっている間は冬眠する形で成長が止まり、雪解けで畑が顔を出した段階で成長を再開するというものです。ちなみに「春小麦」は春に種を播き、秋に収穫する小麦のことで、江別などで栽培されているそうですが、雪解けが早い地域でないと作付できないので、秋小麦の方が主流とのこと。
北海道の小麦栽培は十勝、オホーツク管内が中心ですが、空知管内もそれらに次ぐ規模となっています。
北海道産の秋小麦と春小麦には使われる用途に違いがあり、秋小麦は主にうどん等の麺類に使われ、春小麦は主にパンに使われているとのこと。くらっちの農業法人で栽培している秋小麦も全量うどんに使われているそうです。一方、「ハルユタカ」や「春よ恋」は春小麦でパン用として人気があります。くらっち家でも春小麦の粉でパンを焼いているそうです。
秋小麦は9月頃に種を播いていますが、それまで畑はどうしているのか、もったいないのでは?、と疑問を持たれた方もいると思いますが、実際は小麦の他、そば等、別な作物を植えていることが多いそうです。
話題その2は「落語に魅せられて」と題して、キッズ落語家・読書亭式部さんこと中原日佳さん(秩父別小6年)をゲストにお迎えしました。
そして、昨年3月、砂川市で行われた「第3回キッズ落語全国大会in砂川」の小学生部門で見事グランプリを獲得しました。普段の落語の練習について伺うと、ひたすら落語を言うのではなく、台本を見て、ちょっと言葉に出してみて、こう言ったら面白いかな、といったことを考えながら練習するそうです。
また、昨年12月に深川市文化交流ホールで行われた創作市民ミュージカル「夢を追いかける瞳2」にも出演。こうして演技をすることや、アニメを見たり読書をするのが好きで、将来は作家か声優になりたいと、将来の夢を語っていました。
中原さんにはコーナーの中で、落語を披露していただきました。演目は「お菊の皿」。スタジオで聞いていたパーソナリティからは「テンポがたんたんたんたんと、すごく聞きやすかった」、リスナーからはメールで「ラジオで音声のみとはいえ、仕草、表情が伝わってきました。定期的に出演してほしいくらい」との感想が出ていました。
ちなみに、中原さんの弟も触発されて、落語を始めたとのこと。
コーナーで紹介しましたが、今月26日には、砂川市で「第4回キッズ落語全国大会in砂川」が開催されるとのことで、中原さん、弟君も出場するそうです。キッズ落語に興味のある方は、ぜひ観覧ください。
<第4回キッズ落語全国大会in砂川>
・日時:3月26日(日曜日)午前9時30分から午後3時まで
・場所:砂川市地域交流センターゆう(砂川市東3条北2丁目3-3 JR砂川駅直結)
・入場料:無料
・内容:小学生・中高生・映像各部門
・問合せ:砂川市地域交流センターゆう 電話0125-54-3111
・その他:詳しくは、砂川市地域交流センターゆうのホームページをご覧ください。
同センターで開講されている落語教室「ゆう楽亭!キッズ落語教室」についての情報はこちらをご覧ください。
話題その3は「ありがとう留萌本線 石狩沼田ー留萌間3月31日ラストラン」をお送りしました。スタジオにミニのぼりを立てて、雰囲気を盛り上げました。
<ありがとう留萌本線フェスタ>
・日時:3月18日(土曜日)、19日(日曜日)、21日(火曜日・春分の日)、25日(土曜日)、26日(日曜日)午前10時から午後7時まで
・場所:JR留萌本線恵比島駅(沼田町)
・内容:駅弁販売(各日数量限定)、沼田町銘菓特産品詰合せ販売、ウロコダンゴ販売(各日数量限定)、明日萌駅到着証明書プレゼント、沼田町雪町コーヒー無料提供、ありがとう留萌本線グッズ販売
・企画、問合せ先:合同会社ぽっぽや 0166-74-6604(JR北海道への問い合わせはご遠慮ください)
・詳しくは、沼田町ホームページをご覧ください。
番組で取り上げた、選抜高校野球のクラーク記念国際高校初戦の対戦相手は、3月10日(金曜日)の組合せ抽選の結果、大会7日目第1試合(
「VIVAふかがわ」でFMもえるスタジオの場所を「JR留萌駅2階」と言えるのは今回が最後となりました。番組が終わった後、留萌駅を見てから帰途につきました。
次回の「VIVAふかがわ」は、4月12日(水曜日)午後7時から留萌FMもえるで放送する予定です。ぜひお聞きください。
【2023年3月24日追記】選抜高校野球の日程変更により一部修正しました。