2024年10月20日

VIVAふかがわ第212回放送(2024年10月)

 10月12日(土曜日)、深川輝人工房のラジオ番組「VIVAふかがわ」(留萌・FMもえる)の放送を行いました。その中からいくつか話題を紹介します。

2024年10月のVIVAふかがわゲストの皆さんの写真 今月は秩父別町地域おこし協力隊の酒井優斗(まさと)さん、沼田町地域おこし協力隊員で合同会社竹内無線社長の阿部武大(たけひろ)さん、同社副社長の村上欣喜(よしき)さんをお迎えして、「ちっぷべつハロウィンステーション」と「秩父別駅保存会」の活動についてお聞きしました。

 酒井さんは普段、道の駅鐘のなるまちちっぷべつの担当として、ソフトクリーム販売やイベント開催などに関わっているそうです。阿部さんは今年6月に沼田町の地域おこし協力隊員に着任。地域モビリティデザイナーという役割で、石狩沼田駅を拠点に協力隊活動と駅での切符販売を行っているとのこと。8月の夜高あんどん祭りの時は相当な売上があり、手書きの補充乗車券を書くのに指が腱鞘炎になるほどだったそうです。村上さんからは合同会社竹内無線について紹介があり、後述のちっぷべつハロウィンステーションで鉄道グッズの販売に関わっているとのことでした。

 話題その1は「ちっぷべつハロウィンステーション」について紹介しました。

 このイベントは昨年初めて開催したもので、2026年3月で全線廃線になる留萌本線、秩父別駅に興味を持ってほしいこと、秩父別町はハロウィン用の大きなカボチャの生産地であり、そのカボチャを活用したいということで、ハロウィンイベントに着目したそうです。
 イベントの目玉は、駅舎のハロウィン装飾で、今年はカボチャの収穫から関わっているとのこと。周辺の地域おこし協力隊の協力を得て、各地の特産品の販売やキッチンカーなどによる飲食物の販売、カボチャを使ったワークショックの開催のほか、沿線が米どころということで、新米を使ったドン菓子の実演販売を予定しているとのことです。
 また、26日は鉄道とハロウィンにちなんだ鉄道紙芝居の上演、27日は秩父別町の図書館担当の地域おこし協力隊による鉄道関係の絵本の読み聞かせのほか、旭川の大道芸パフォーマーによる演技が予定されているそうです。
 さらに、岩見沢赤電保存会や深川のSL整備を手掛ける深川鉄道保存会、秩父別駅保存会といった鉄道系の団体によるブースの出展があり、オリジナルの鉄道グッズの販売も予定しているほか、金塊は各日20食限定でオリジナルの掛け紙を付けた駅弁を販売するとのこと。
 夜間は秩父別駅のライトアップを行うとのことで、こちらも見どころの一つと言えます。酒井さんによると、昨年は留萌からも多くの来場があったとのことでした。皆さん、ぜひ足を運んでみてください。

<ちっぷべつハロウィンステーション>
・日時:10月26日(土曜日)午前11時から午後7時まで、27日(日曜日)午前10時から午後3時まで(両日とも雨天決行)
・場所:JR秩父別駅前(秩父別町)
・内容:キッチンカー出店、地元農家さんによるかぼちゃワークショップ、新米・野菜・ドン菓子販売、駅弁販売、駅舎・駅前のハロウィン装飾・Nゲージ鉄道模型走行・鉄道グッズ販売・鉄道部品展示・鉄道紙芝居(26日)・鉄道絵本読み聞かせ(27日)、地域おこし協力隊マルシェほか
・問合せ:秩父別町地域おこし協力隊(酒井) 電話090-4839-2063またはインスタグラムDM
・その他:詳しくは秩父別町地域おこし協力隊インスタグラムをご覧ください。

 話題その2は「秩父別駅保存会」の活動について紹介しました。

 酒井さんたちは、2023年12月に一般社団法人「秩父別駅保存会」という団体を立ち上げました。木造の秩父別駅を保存したいという思いのほか、駅や留萌本線の思い出や記憶を残すような活動をしたいと思い、団体を立ち上げたとのこと。今はイベントの開催をメインに活動しており、前述のハロウィンイベントの他、冬の駅あかりや七夕のイベントを開催。昨年は、幌延町の糠南駅のイベントに倣って、北秩父別駅で「クリパ」と呼ばれるクリスマスパーティーを開催したところ、思ったよりも好評だったそうです。酒井さんは「毎回期待した以上のことが起こるので、やりがいがある」と話していました。
 参考:秩父別駅保存会Xアカウント

 番組にはリスナーの皆さんから、駅舎の活用策や深川名物ウロコダンゴの思い出など鉄道に関するメールがいくつか寄せられ、そのメールに応答しながら、話に花が咲きました。

 また、関連情報として、10月12日から14日まで行われた、道の駅るもいでのミニSLの運行、留萌線の思い出に関する展示、10月25日まで深川市役所1階で行われている、留萌本線のジオラマと駅舎の絵画展示の情報についてお伝えしました。

※今回、ゲスト出演いただいた酒井さんは、VIVAふかがわ出演後、10月15日放送のNHK旭川・北見ローカル「ほっとニュース道北・オホーツク」の「進め!地域おこし協力隊」コーナーにオンライン出演されました。日常の協力隊活動について話していました。その日の放送は、10月22日午後6時55分までNHKプラスで配信されていますので、興味ある方はご覧下さい。
 ほっとニュース道北・オホーツク 2024年10月15日放送(NHKプラスホームページへリンク)

 話題その3は「くらっちのあぐり王国北空知」をお送りしました。

 今回はあまり知られていない幻のお米「ゆきさやか」について紹介しました。北海道のお米の生産量は年間50万から60万トン程度生産されていますが、「ゆきさやか」は500から600トンくらいで、0.1%くらいしかないため「幻の米」と言えます。
 「ゆきさやか」は2000年頃から研究が進められていた品種でしたが、高温に強いが全道で栽培するのは難しいということで長年、少量の作付に止まっていました。その後、旭川の農業法人が注目して、品種登録など環境を整えて栽培に取り組み、2016年から一般への販売にこぎ着けたそうで、ここ数年で生産量が増えてきたものの、まだ生産量は500から600トン程度ということです。
 「ゆきさやか」旭川市や留萌管内小平町などで栽培されていますが、くらっちが今回番組で取り上げようとしたきっかけは最近、深川市納内でも栽培されていることを知ったからだそうです。今年、くらっちが納内の農家から30キロ買うことができたとのことで、手元に届くのはこれからなので、食べたら味の報告をしたいとのことでした。

 話題その4は「新米と一緒に学ぼう交通安全教室」特別版として、10月14日開催の「令和6年全国地域安全運動〜深川地区 安全・安心の集い〜」を紹介しました。

 「深川・北空知ちょこっと情報」です。

<〜秋のふかがわライスカーニバル〜こめッち新米&そばフェスタ2024>
・日時:10月20日(日曜日)午前11時から午後2時30分まで
・場所:深川市生きがい文化センター特設会場(深川市西町3番15号)
・問合せ:深川市農政課内実行委員会 電話0164-26-2255
・その他:詳しくは深川市ホームページをご覧ください。
 ※当日、空知中央バス「深川市内循環線」が無料で乗車できます。詳しくは深川市ホームページをご覧ください。

<手づくりフェスタinふかがわ AUTUMN>
・日時:10月20日(日曜日)午前11時から午後3時まで
・場所:深川市生きがい文化センター クリスタルスクエア(深川市西町3番15号)
・問合せ:キルティングビー 電話080-3295-4161
・その他:詳しくは手づくりフェスタin深川フェイスブックページをご覧ください。

<古本リサイクル市>
・日時:10月20日(日曜日)午前10時30分から午後2時まで
・場所:深川市生きがい文化センター 2階 生きがい活動室(深川市西町3番15号)
・問合せ:深川市立図書館 電話0164-22-4946

<尾飛良幸×首藤ひろえアコースティックライブ>
・日時:10月25日(金曜日)午後6時30分開場、午後7時開演
・場所:喫茶ふれっぷ(深川市4条9番8号)
・入場料:2,500円(ワンドリンク付)
・チケット取扱い:喫茶ふれっぷ、オンラインチケットtecket
・予約、問合せ:オフィスひびき 電話:090-8274-6252(首藤)
・その他:詳しくはフェイスブックイベントページをご覧ください。

<ふかがわアップルフェスタ2024>
・日時:10月26日(土曜日)、27日(日曜日)各日午前9時から午後1時まで
・場所:道の駅ライスランドふかがわ特設会場(深川市音江町字広里)
・内容:深川産りんごの販売、クイズコーナーなど
・詳しくは深川市ホームページをご覧ください。

<春風亭一之輔独演会>
・日時:11月13日(水曜日)午後6時開場 午後6時30分開演
・場所:深川市文化交流ホールみ・らい(深川市5条7番20号)
・出演者:春風亭一之輔
・入場料:指定席3,800円、自由席3,500円(当日500円増)※ローソンチケットLコード:11704
・問合せ:アートステージ空知深川事務所 電話0164-22-3062(月曜日、水曜日、金曜日の12時から午後6時まで)
・その他:詳しくは、アートステージ空知のブログをご覧ください。
※主催者のアートステージ空知からの情報によると、10月19日現在、指定席は残り100枚を切っているそうです。自由席もあるとのことです。観覧を希望される方は、お早めにチケットをご購入ください。

<埼玉県加須市・FMわたらせ「おいしいぞ!たのしいぞ!ふかがわ!」放送予定>
 埼玉県加須(かぞ)市のコミュニティFM局「FMわたらせ」で放送されている、深川市の魅力を発信するラジオ番組「おいしいぞ!たのしいぞ!ふかがわ!」の放送予定です。
 出演は埼玉県川越市在住のラジオパーソナリティ・杉本遥さん、毎週火曜日正午から午後2時まで放送の「ランチdeパラダイス」、毎週土曜日午前9時から10時まで放送の「サタデーカフェモーニング」を担当している鈴木稜さんの2人です。
 また、7月から「突撃電話インタビュー」の話題提供者に、私たち深川輝人工房「VIVAふかがわ」のメンバーが加わっています。
 放送時間は夕方の生放送番組「おかえりわたらせ」内で、毎週金曜日の午後5時20分から5時35分までです。
 放送予定日:10月25日、11月1日(VIVAふかがわメンバー出演予定)、8日
 FMわたらせは、埼玉県加須市周辺はFM76.1MHz、インターネットはリッスンラジオ(PCサイト、スマホアプリ)で聴くことができます。PCサイトではチャンネルで「関東→FMわたらせ」を選択してください。

<NHKラジオ第一「北海道のなにか」留萌市編全国放送>
 NHK札幌放送局の神門光太朗アナウンサー(平日午後6時からの「ほっとニュース北海道」を担当)が、北海道179市町村のどこかを訪ね「なにか」を探して突撃取材を行う番組です。神門アナが去る10月5日に留萌市を訪れ、番組に向けた突撃取材を行いました。その様子が11月4日(月曜日・振替休日)に全国放送されます。※当初は10月14日の予定でしたが変更になりました。
・放送日時:11月4日(月曜日・振替休日)午後2時5分から3時55分まで
・放送局:NHKラジオ第一(全国)
・出演:神門光太朗アナウンサー(NHK札幌放送局)
・その他:詳しくはNHK北海道ホームページをご覧ください。

 次回の「VIVAふかがわ」は、11月9日(土曜日)午後6時30分から留萌FMもえるで放送します。ぜひお聞きください。
 「FMもえる」は深川をはじめ留萌周辺以外でもインターネットサイマルラジオ(同時放送)を通じて、パソコンやスマートフォンなどで聞くことができます。
 インターネットで聞く場合は、JCBAインターネットサイマルラジオ「FMもえる」にアクセスしてください。
 ※上記リンクからアクセスしていただくか、JCBAインターネットサイマルラジオのホームページから、北海道地区・FMもえるを選ぶと聞くことができます。
 また、スマートフォンでは、Google play もしくは AppStore から防災通知機能付ラジオアプリ「Radimo(レディモ)」をダウンロードすることで聴くことができます。アプリ上でFMもえるを選択してください。

posted by ともぴー at 10:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 2024VIVAふかがわ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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