埼玉県加須(かぞ)市のコミュニティFM局「FMわたらせ」で放送されている、深川市の魅力を発信するラジオ番組「おいしいぞ!たのしいぞ!ふかがわ!」のお知らせです。
放送時間は「おかえりわたらせ」内で、毎週金曜日の午後5時20分から5時35分までです。次回は1月24日(金曜日)です。ぜひお聴きください。
出演は埼玉県川越市在住のラジオパーソナリティ・杉本遥さん、毎週火曜日正午から午後2時まで放送の「ランチdeパラダイス」、毎週土曜日午前9時から10時まで放送の「サタデーカフェモーニング」を担当している鈴木稜さんの2人です。
FMわたらせは、埼玉県加須市周辺はFM76.1MHz、インターネットはリッスンラジオ(PCサイト、スマホアプリ)で聴くことができます。PCサイトではチャンネルで「関東→FMわたらせ」を選択してください。
FMわたらせ金曜日1月24日全体のメッセージテーマ
(1)好きだった給食のメニュー
(2)あなたのプチ贅沢
(3)危機一髪!ハラハラした出来事
1/24(金)おかえりわたらせの6時台に、去年のわたフェスで歌わせて頂いたあの曲の、はるかのcoverを流します!ぜひ聴いてくださいね
杉本さんによるメッセージテーマ紹介のフェイスブック投稿
FMわたらせへのメッセージ宛先は以下の通りです。ぜひ、メッセージで深川市の魅力を加須市の皆さんへ伝えてください。番組で読む際の名前(ラジオネーム。本名でなくて良い。)と番組名「おいしいぞ!たのしいぞ!ふかがわ!」を記載してください。その番組自体は収録放送ですが、当日の生放送の時間帯で紹介されると思います。※メッセージは、前日午後7時以降の送信にご協力ください。
メール:info★wataradi.com
※送信する際は、★を@に変えて送信してください。
FAX:0280-33-7561
X(旧Twitter):「#FMわたらせ」をつけてポスト
先週1月17日放送では、杉本さん担当の「突撃電話インタビュー」は、深川輝人工房「VIVAふかがわ」から、くらっちが出演し、北海道のサツマイモ栽培事情について紹介しました。
北海道のサツマイモと言ってもあまりイメージがないです。北海道でイモといえばジャガイモの方がすぐイメージできます。実際、平成29年のデータではサツマイモの都道府県別生産量は47都道府県中44位とかなり下位です。しかし、令和5年のデータでは25位と、令和の時代になってから急激に生産が拡大しています。
北海道で、なぜサツマイモづくりが増えたのかについて。サツマイモという名前の通り、もともと薩摩、つまり鹿児島でよく栽培されていて、現在でも生産量1位は鹿児島県です。ほかの主要産地も温暖な気候の地域が多いです。実際、サツマイモは主要な野菜の中では最も生育適温が高温で、強い日射も好み、反対に乾燥には強いという性質があります。そのため、北海道は生育に適さない地域でした。しかし、昨今の温暖化の影響のため、北海道も夏が高温になり、サツマイモが生育する環境になってきました。
北海道産サツマイモの特徴として、ほかの地域で生産されたサツマイモに比べて、同じ品種でもねっとりとした食感になります。また、サツマイモは収穫後少し寝かせると甘みが増すが、北海道産は他の地域のものより早く甘くなります。焼き芋で食べると粘質で甘みや風味を感じやすい。この特徴を生かし、サツマイモスイーツや干し芋などへの加工に適しているとされています。実際、最近では干し芋がよく作られていて、冬場農作業ができない北海道における冬の仕事の一つになってきています。
※くらっちは、事前にFMわたらせへ「雪干し干し芋」(沼田町の農業生産法人ウイングで生産)を送り、杉本さんに収録前に試食してもらいました。紅はるかとシルクスイートの2種類の干し芋で、シルクスイートは芋の繊維のきめが細かくてあっさり上品な味、紅はるかの方が甘さが強く濃厚な味との感想でした。「雪干し」はウイング独自の製法で、乾燥機に干す時に室内の空気ではなく、倉庫にある雪を通した、冷気のある空気でサツマイモを干しているものです。
干し芋を紹介するFMわたらせの公式Xポスト(2024年12月20日)
北海道産サツマイモの今後の課題としては、北海道も暖かくなってきたとはいえ、4月や10月には雪が降ることもあるため、サツマイモの生育に必要な気温が確保できるのが5月下旬〜10月初旬ごろまでと限られています。そのため5月下旬から6月の初旬にかけて大量のサツマイモ苗が必要になります。現状、北海道ではサツマイモ苗の生産は難しく、茨城県など道外の産地から買っています。一時期に大量の苗が必要になるが、サツマイモの特性上、一時期に大量の苗を供給するのは難しい作物であるため、苗の安定供給が課題となっています。
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