話題その1は「深川・北空知あちらこちら パート1」をお送りしました。
【「おいしいぞ!たのしいぞ!ふかがわ!」に関する新聞記事掲載】
去る11月23日(土曜日・勤労感謝の日)付、北海道新聞空知版に、埼玉県加須(かぞ)市・FMわたらせ「おいしいぞ!たのしいぞ!ふかがわ!」に関する記事が掲載されました。
埼玉の地域FM、深川をPR 市内出身・小柳さんが開局携わった縁 特産や観光、移住定住…番組で紹介(北海道新聞ホームページへリンク)
同番組は昨年10月から始まり、放送日前日の12月13日で60回目の放送でした。番組は15分間の収録番組で、前半はパーソナリティの杉本遥さんが担当する「突撃電話インタビュー」で、杉本さんが深川側の出演者との掛け合いで「移住・定住」「ふるさと納税・特産品」「観光・イベント」「道の駅」「深川市と近郊」などの話題を週替わりで発信しています。深川側の出演者は、開始当初から担当する深川市役所、深川観光協会、道の駅ライスランドふかがわ職員のほか、今年7月からは私たち深川輝人工房「VIVAふかがわ」のメンバーも出演しています。番組後半はパーソナリティの鈴木稜さんが深川市内の飲食やスイーツの店を紹介しています。最後に杉本さんによる「VIVAふかがわ」のPRも放送されています。
記事によると、FMわたらせの小柳明雄社長が深川市納内町出身で、番組を始めた動機は「故郷の深川を加須市の人にも知ってほしい」とのことでした。小柳社長は東京深川会の副会長も務めているそうです。
ちなみに、FMわたらせのある埼玉県加須市は関東平野の真ん中、埼玉県の北東部にあり、日本地図で埼玉県・群馬県・栃木県・茨城県の県境が集まっている辺りにあります。東京都心からおよそ50キロ圏内にあり、面積が133.30平方キロメートル、人口がおよそ11万2千人の市街地と農村地帯が調和した街です。利根川と渡良瀬遊水地があり、水源が豊富で稲作が盛ん。手書きこいのぼりの生産量が日本一で、ご当地グルメに「加須うどん」があります。
FMわたらせは加須市の北端、北川辺地区にある「道の駅かぞわたらせ」にスタジオがあり、渡良瀬遊水地のそばにあります。同道の駅は渡良瀬遊水地が空から見て、ハートの形に見えることから「恋人の聖地」に認定されており、ハートを模ったモニュメントがあります。同局は昨年8月に開局し、今年9月15日の1周年記念イベント「わたらせサマーフェスタ2024」では深川市のPR・特産品販売ブースが出展しました。
「VIVAふかがわ」メンバーに同番組に出演した感想を聞いたところ、「FMもえる以外の放送局で北海道の情報を伝えるという貴重な経験をすることができた」「いつも時間が足りなくなるくらい話が盛り上がる」とのことでした。
同番組は毎週金曜日の午後5時20分から35分まで放送しています。興味ある方は聴いてみてください。FMわたらせは、埼玉県加須市周辺はFM76.1MHz、インターネットはリッスンラジオ(PCサイト、スマホアプリ)で聴くことができます。PCサイトではチャンネルで「関東→FMわたらせ」を選択してください。
話題その2は「深川・北空知あちらこちら パート2」をお送りしました。
【深川市役所前庭に旧広島市庁舎の被爆敷石の記念碑が完成】
このほど、深川市役所の前庭に旧広島市庁舎の被爆敷石の記念碑が完成しました。前庭の一角に「非核平和宣言都市」の啓発塔があり、その塔のところに設置されました。
この被爆敷石は、1945年8月6日の原爆投下時に旧広島市庁舎の前に敷かれていた石のことです。このような被爆当時にあった石は、一般に被爆石と呼ばれています。深川市出身の野嶽次郎さん(現在は上川管内剣淵町在住)が、旧広島市庁舎が解体されるのを知り、1985年に当時の広島市長に庁舎保存を訴える手紙を送付しました。庁舎の保存は叶いませんでしたが、その後同市から、約80センチ四方、厚さ約15センチ、重さ約80キロの被爆敷石が届いたそうです。野嶽さんはこの敷石を多くの人に見てもらいたいと、深川市に寄贈しました。野嶽さんは記念碑の建立を願っていましたが、市では長く市役所玄関に展示していました。そして、約40年の時を経て、新庁舎建て替えを機に記念碑が整備されたものです。記念碑には、その被爆敷石のほか、野嶽さんが1983年頃に小中学生と広島を訪問した際に拾った被爆瓦もあしらわれています。野嶽さん自身はその後3年間、広島で映画関係の仕事に従事していたそうです。
今年は日本被団協がノーベル平和賞を受賞、来年は原爆投下から80年を迎えるとのことで、今回の記念碑整備は意義あるものと感じました。
なお、記念碑は屋外に設置されているため、冬季間は積雪により見ることはできませんが、当番組お馴染みのぼったさんが積雪前に撮影した記念碑の画像をXにポストしています。下記リンクからご覧ください。そして、雪が解けたら、ぜひ実物を見てください。
深川市役所前庭に完成した旧広島市庁舎の被爆敷石記念碑の写真(Eizou TsubotaさんのXポストへリンク)
※2024年12月7日付北空知新聞、12月16日付北海道新聞、12月23日付中国新聞に記念碑完成の記事が掲載されています。放送では北空知新聞の記事を参考にさせていただきました。
12月7日付 北空知新聞紙面から
「被爆石の記念碑が市役所前庭に 約40年越しの願いかなった寄贈者の野嶽さん『本当にうれしい』」(北空知新聞WEB NEWSへリンク、見出しのみ)
広島の被爆石、深川で記念碑に 原爆投下時の市役所敷石 寄贈した深川出身・野嶽さん「核廃絶へのスタートに」(北海道新聞ホームページへリンク、12月16日付)
広島の被爆敷石 北海道で記念碑に 深川市役所の前庭に建立 出身者が尽力 非核願い 被爆者の記憶を次代へ(中国新聞ヒロシマ平和メディアセンターホームページへリンク、12月23日付)
※「ヒロシマ遺文」というホームページで、1988年1月時点で広島市庁舎被爆石等譲与の状況をまとめたページがありました。54の団体に譲与され、うち地方自治体には32団体に譲与されています。依頼の一番早い都市と最北端の都市が深川市であるとされています。深川市の依頼は1985年5月1日とのことで、野嶽さんが広島市長に手紙を送った時期を指すと思われます。
広島市庁舎被爆石等譲与(1985年〜)
【2025年の拓大ミュージカルについて】
深川市にある拓殖大学北海道短期大学のミュージカル公演について、このたび、同短大は2025年2月の第41回が最後の公演になることを発表しました。ミュージカルの中核を担ってきた同短大の保育学科が今年度をもって募集停止となり、2学年揃うのが最後の年度で、今後の出演者やスタッフの確保が難しくなったことが背景にあるようです。第41回の演目は「捨てられた夢の箱から」で、ほぼ10年ぶりの新作を上演するそうです。
参考:深川・拓殖道短大ミュージカル 25年2月最後のステージ(北海道新聞ホームページへリンク、11月29日付)
「拓大ミュージカル」2月公演で幕 学生ら新作へ練習本格化 集大成「全力の熱意感じて」(北海道新聞ホームページへリンク、12月2日付)
ミュージカルの概要、チケット販売については以下のとおりです。
<拓殖大学北海道短期大学 第41回拓大ミュージカル「捨てられた夢の箱から」>
・日時:2025年2月15日(土曜日)午後3時30分開場 午後4時開演
2月16日(日曜日)午後1時30分開場 午後2時開演
・場所:深川市文化交流ホール「み・らい」(深川市5条7番20号)
・チケット:次の場所で、12月20日(金曜日)より前売りチケットを販売しています。販売時間などは、それぞれの場所にお問合せ下さい。
「前売りチケット」取扱場所
・拓殖大学北海道短期大学 1階事務室 電話:0164-23-4111
・深川市文化交流ホール み・らい 電話:0164-23-0320
・深川市役所 企画総務部まち未来推進課 電話:0164-26-2246
・深川商工会議所 電話:0164-22-3146
・至誠堂書店(深川市) 電話:0164-23-3613
※遠方の方でチケット購入をご希望の方は、前売りチケットの取り置きが可能です。大学までお問い合わせください(拓殖大学北海道短期大学ホームページによる)。
「前売りチケット販売会」
・日時:2025年1月17日(金曜日)、20日(月曜日)両日とも午前10時から午後12時30分まで
・場所:拓殖大学北海道短期大学正面玄関(深川市メム4558)
・販売価格:1,000円
※当日券は空席があった場合のみ販売されます。なお、当日券は1,500円(税込)です。
・問合せ:拓殖大学北海道短期大学(秋月・横関)電話0164-23-4111
・その他:【最終公演】第41回拓大ミュージカル『捨てられた夢の箱から』開催のご案内
ミュージカル特設ページ→過去の上演のダイジェスト動画を見ることが出来ます
(いずれも拓殖大学北海道短期大学ホームページへリンク)
拓大ミュージカルInstagram→準備の様子など最新情報が掲載されています
話題その3は「くらっちのあぐり王国北空知」をお送りしました。
10月、11月の放送で「ゆきさやか」というお米の話をしましたが、ともぴーから、去る11月25日(月曜日)から29日(金曜日)まで、北海道STVラジオ「北海道ライブあさミミ!」で深川市納内町の旭農場産「ゆきさやか」5キロが毎日1人にプレゼントされていた話題を話しました。くらっちが食べている「ゆきさやか」は、この旭農場産とのことでした。11月22日(金曜日)には旭農場の岡田さんが同番組に出演していました。その時の話では、旭農場では今年から「ゆきさやか」の栽培を始めたとのことでした。
※STVラジオ「北海道ライブあさミミ!」では、11月のマンスリー企画として、「安くて・簡単・ズボラで美味しい「丼ぶり朝ごはん」=『あさ丼』」のレシピをリスナーから募集し、プレゼント期間中に「ゆきさやか」と一緒に試食していました。
STVラジオ公式Xで紹介されています。
11月25日「卵のりバター丼」
11月26日「アボカドウインナー丼」
11月27日「ピーマン丼」
11月28日「シーチキンキャベツ丼」と「シータマ丼」
11月29日「半熟卵の漬け丼」
まずは今年の米騒動について。最近は国の減反政策や農家の高齢化により、米の生産量が減ってきているのに合わせて、米の需要もだんだん減ってきていました。昨年は夏の猛暑により最低気温自体が高かったこともあり、米の生育が悪い年でした。暖かい方が米には良いのではないかという見方もありますが、暖かいと米粒が白くなったり、割れたりと品質が低下してしまいます。特に主産地の一つ、新潟県で収穫が少なくなるなど、昨年の米の生産量が少ない状態になり、今年8月の南海トラフ地震臨時情報の発表により、地震を警戒して米の買いだめをする人が出るなどして、どんどん品薄になって、米の値段が上がってきたと言われています。ただし、昨年産は不作だったのかというと、作況指数は全国で101で平年並みでした。
本家の米騒動は1918年、第一次世界大戦中でした。その頃の日本は暴落により米の値段は安かったが、戦争の影響で値上がりして、シベリア出兵の影響で米が足りなくなる懸念が出て、米の買い占めが起き、市場から消えていった。富山県から騒動が広がっていきました。米の値段は1918年1月から秋頃にかけて、3倍から4倍に上ったとのこと。
平成の米騒動は1993年で、その年の今日12月14日に日本政府がタイ米の輸入を決断しました。理由は冷害で、1991年にフィリピンのピナツボ火山の噴火による火山灰で日照が遮られたことにより、世界的な不作でした。その年の作況指数が74、北海道は40だった。通常は98で不作とされるので相当なものでした。
大正・平成・令和と来て、昭和は米騒動は無かったのか?昭和は戦争で米騒動以上に米が足りなくなったということがありました。
最後に、これらの歴史から学ぶことは、米が足りなくなることは何年かに1回はある。その時に恐れること無く、通常通りの消費行動をとる、他の主食に切り替えることで、乗り越えていけば良いのではないかと、まとめました。
話題その4は新米君がお休みのため「ともぴーと一緒に学ぼう交通安全教室」をお送りしました。
冬に入り、凍結路面により事故が発生しているということで、北海道警察本部発行「交通安全情報」No.45に掲載されていた事故を紹介しました。(PDFファイルへのリンク)
12月4日にオホーツク管内美幌町で軽四貨物車と普通貨物車の正面衝突事故があり、1人死亡、2人重傷となりました。その情報紙には「冬道を安全に運転する4つのポイント」が載っており、(1)スピードダウンで慎重に運転、(2)車間距離は路面乾燥時の2倍以上確保、(3)急加速、急ブレーキ、急ハンドル等の急激な操作は禁物、(4)氷雪が溶けやすい交差点とその周辺での油断は大敵、の4点が挙げられていました。これから年末年始を迎えますので、十分注意して車を運転してください。
「深川・北空知ちょこっと情報」です。
<埼玉県加須市・FMわたらせ「おいしいぞ!たのしいぞ!ふかがわ!」放送予定>
埼玉県加須(かぞ)市のコミュニティFM局「FMわたらせ」で放送されている、深川市の魅力を発信するラジオ番組「おいしいぞ!たのしいぞ!ふかがわ!」の放送予定です。
出演は埼玉県川越市在住のラジオパーソナリティ・杉本遥さん、毎週火曜日正午から午後2時まで放送の「ランチdeパラダイス」、毎週土曜日午前9時から10時まで放送の「サタデーカフェモーニング」を担当している鈴木稜さんの2人です。
また、7月から「突撃電話インタビュー」の話題提供者に、私たち深川輝人工房「VIVAふかがわ」のメンバーが加わっています。
放送時間は夕方の生放送番組「おかえりわたらせ」内で、毎週金曜日の午後5時20分から5時35分までです。
放送予定日:12月27日、1月10日
※【2024年12月30日追記】1月3日の放送は年末年始特別編成のためお休みになりました。14日のVIVAふかがわでは放送予定とお伝えしました。お詫びして訂正いたします。
FMわたらせは、埼玉県加須市周辺はFM76.1MHz、インターネットはリッスンラジオ(PCサイト、スマホアプリ)で聴くことができます。PCサイトではチャンネルで「関東→FMわたらせ」を選択してください。
最後に、この日のリスナープレゼントは、三和油脂様から「まいにちのこめ油」をご提供いただきました。この場に記して、お礼申し上げます。
次回の「VIVAふかがわ」は、2025年1月11日(土曜日)午後6時30分から留萌FMもえるで放送します。ぜひお聞きください。
「FMもえる」は深川をはじめ留萌周辺以外でもインターネットサイマルラジオ(同時放送)を通じて、パソコンやスマートフォンなどで聞くことができます。
インターネットで聞く場合は、JCBAインターネットサイマルラジオ「FMもえる」にアクセスしてください。
※上記リンクからアクセスしていただくか、JCBAインターネットサイマルラジオのホームページから、北海道地区・FMもえるを選ぶと聞くことができます。
また、スマートフォンでは、Google play もしくは AppStore から防災通知機能付ラジオアプリ「Radimo(レディモ)」をダウンロードすることで聴くことができます。アプリ上でFMもえるを選択してください。
【2024年12月30日追記】FMわたらせ「おいしいぞ!たのしいぞ!ふかがわ!」の放送予定を修正しました。